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監督の解任はチームの起爆剤たりえるのか?

監督解任は是か非か?

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8月9日、中日ドラゴンズの谷繁元信監督が休養を発表。事実上シーズン途中での監督解任となった。


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2002年にベイスターズからドラゴンズに移籍して以降、選手兼任監督に就任しても2014年まで正捕手の座に君臨。
しかし監督業では良い結果を残すことができず、無念の解任となってしまった。
本人があまりに盤石な正捕手すぎて、次のキャッチャーが育たなかった…という絶対的レギュラーから即監督になる人がチーム運営に苦しむパターンをそのまま踏襲してしまったように思える。

さて、シーズン途中での監督の交代というのはたまにあることだが、解任前と解任後でどれくらい情勢は変わるものなのだろうか。

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この記事を参考に、ここ10年で行われたシーズン途中での監督交代を調べてみた。

対象としたのは、ここ10年でシーズン途中に交代した6監督である。

2008年バファローズ、コリンズ→大石
2009年ベイスターズ、大矢→田代
2010年スワローズ、高田→小川
2014年ライオンズ、伊原→田辺
2015年バファローズ、森脇→福良

ちなみに、病気療養で交代したホークス王・イーグルス星野両監督は対象外とした。
また、2012年のバファローズ、岡田→森脇の交代劇は9月24日、シーズン残り9試合というとんでもないタイミングで行われたものなので集計外とした。

単純に勝率を比べてみる

単純に解任前後の勝率と、解任後は解任前に比べてどれだけ勝率が上昇したかという表である。

解任前 解任後
2008 バファローズ .429 .568 .140
2009 ベイスターズ .361 .352 -.009
2010 スワローズ .283 .602 .319
2014 ライオンズ .377 .473 .095
2015 バファローズ .352 .472 .120

平均して.130ほど勝率が上昇しているという結果となった。144試合に換算すれば18勝ほど増える計算となる。
これを単純な足し算で考えると、2015年のセリーグだったら、優勝したスワローズと最下位のベイスターズが逆転が可能である。
2009年のベイスターズは勝率が落ちてしまっているが、144試合に換算で1敗増える程度なので、ほぼ無視していいレベルだろう。

解任はだいたい50試合くらいで行われる

それでは監督の解任というのはいつ頃行われるものなのだろうか。
解任前後の試合数を比べてみる。

解任前 解任後
2008 バファローズ 49 95
2009 ベイスターズ 36 108
2010 スワローズ 46 98
2014 ライオンズ 53 91
2015 バファローズ 54 89

試合数を見ていると、だいたい50試合を終えたあたりで監督の交代が行われている。ということは新監督が采配を振るうのは100試合弱である。

100試合で勝率は.130ほどアップ。13勝ほど勝ち星を上乗せできる計算である。なかなか侮れないぞ監督交代。
まあ、成績不振の監督を交代したのだから、少しは勝率が上がってくれないと困るわけだけど。

今年のドラゴンズはどうなる?

さて、今年のドラゴンズはこの後どうなるのか?
これまでに見てきた監督交代からすれば、103試合での監督交代は結構遅いタイミングである。

残り41試合時点での交代。勝率は.417だった。
残り試合、.130勝率を上乗せできれば.547でとなる。残り41試合なのでそのうち22勝である。その場合は65勝でシーズン終了となる。まあ、だいたい4位くらいだろうか?

現時点で最下位という状況であるが、なんとかCSを狙えるくらいにはなる…のかもしれない。
まあ、現状では監督と言うより、編成に問題があるような気がしてならないのだけど…
たぶん、監督の交代が起爆剤として作用させるには、もっと早い段階での交代が必要なのではないだろーか。

以上、完全なる数字遊びでした。