ただ眠いんだ

人生はコメディだ!

ヤンキー、ファンシー、ファンタジー

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ヤンキー的なことからできる限り距離を置いて過ごして生きてきた。
「ごくせん」とか「ルーキーズ」なんかの「ヤンキー賛美」のようなものが苦手で、自然と距離が離れていったのだ。


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忘れもしない高校入学直後のこと。
新しいクラス内でできるだけ自分の縄張りを広げようとしていたやつが「俺、○中の頭と仲良くてさ」と言っていた。
彼は「頭」のことを「かしら」と発音していたから「なんでこいつは焼き鳥と仲が良いのだろう」と思っていた。自慢話を聞いているうちに、それはヤンキーのリーダーのことであると言うことがわかってきた。
ちなみに今調べたら、ヤンキーのリーダーのことは「あたま」と呼ぶらしい。やっぱり彼は焼き鳥と仲良しだったのだ。

まあ、ヤンキーのリーダーと焼き鳥であったら、間違いなく焼き鳥の方と友達になりたいのだが。

閑話休題。
2016/10/11に発表された記事に気になる事が書かれていた。

「ヤンキーは農業に向いている」 タトゥーOK、パンチパーマ優遇…元ヤン&チーマーだらけの農園 (AbemaTIMES) - Yahoo!ニュース

「よく検問突破してた。いかつい車を乗り回していました」と振り返るのは代表取締役の田中健二さん。暴走族・鉈出殺殺(なたでここ)の元総長だ。社員の佐藤武緒さんは鉈出殺殺(なたでここ)と激しい抗争を繰り返してきた犯那殺多(ぱんなこった)の元総長だ。

何度読んでも「鉈出殺殺」と「犯那殺多」という部分が衝撃的すぎて記事の内容が入ってこない。ナタデココとパンナコッタ。
片やココナッツの汁を発酵させたフィリピンの伝統料理、片やイタリア発祥のスイーツである。
しかしまあ、この二つの食べ物、白くてプルプルしてて柔らかいという点が共通している。かなり似たもの同士だったのかもしれない。

ナタデココ

なんでお互いにこんなにファンシーな名前を付けてしまったのか、理解に苦しむ。
両方ともお子様に人気の食べ物じゃないか。もっと強そうな食べ物の名前にすればいいのに。「豪流豪云憎薇(ゴルゴンゾーラ)」とか「豪泥威薔(ゴディバ)」とか。

ヤンキーの皆さんというのは、得てしてファンシーなものが好きだったりする。俗に「ヤン車」なんて言われる、そういう系統の人が乗っていそうな車には必ずと言っていいほどミッキーマウスのぬいぐるみが置かれている。
想像するにいつ殴ったり殴られたり、ドラム缶にコンクリート詰めで近所の漁港に沈められかねない様な毎日…もしくはそう思いこんでいるだけなのだけど、その息抜きとしてファンシーなものを好むんだろう。
危険な状況に身を置いている気がするから、たまにはディズニーランドという安全に楽しめる夢の国へと旅立ち、その残り香を求めてミッキーを買い込むのだろう。

マイルドヤンキーなる言葉が流行ったのは2014年のことである。
言葉としてのブームが終わった今、「ファンシーヤンキー」なんて言葉を提唱したら流行るだろうか。流行らないだろうなあ。



この記事で使用したイラストは「いらすとや」さんからお借りしました
いらすとや