ただ眠いんだ

When I'm in the middle of a dream...

ブログ・ネット大賞として、パクリサイトの死について挙げたい

はてな今週のお題は「私のブログ・ネット大賞」である。次のような内容だ。

この1年を象徴するようなブログのエントリーや、Webメディアのレポート・インタビューなどでとくに印象に残った記事を自分のブログで紹介してください。

2016年、私のブログ・ネット大賞

www.buzzfeed.com
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「WELQの炎上と、パクリサイトへの延焼」というかなり最近のトレンドが、この1年で最大のウェブでの出来事だと思う。
そしてこのBuzzFeed Japanの3つの記事を「私のブログ・ネット大賞」として拍手を送りたいと思う。

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ネットメディアの変化

そもそも事の発端となったのは一番上の記事。
WELQのデタラメな健康関連の記事がSEOで検索の上位に浮上し、それによって健康関連キーワードが汚染されていることについて、そして記事が他サイトからの盗用であふれている…ということが克明に書かれた記事である。

この記事が着火剤となりWELQ自体どころか、様々な怪しげなサイトに延焼。最終的にいくつかの企業のサイトが記事を非公開にする措置をとるなど大きな話題となった。
その中でBuzzFeed Japanは続報記事を続々と公開し、正確でわかりやすい情報を次々と繰り出してくれた。既存のマスメディア出身の記者の方の取材力と、ネットメディアならではのすばやい動き、両者の強みが活かされているメディアだと感じた。

しっかりとした情報は、わかってくれる人にはわかってもらえる

実は僕もとあるメディアのデマ情報に関してブログを書いたことがある。

STAP細胞擁護のBusiness Journalと大宅健一郎氏への疑問 - ただ眠いんだ
Business Journal、小保方晴子擁護の論陣を張る上田眞実氏の記事の信頼度は? - ただ眠いんだ
STAPより愛をこめて…Business JournalのSTAP記事へのツッコミ第3弾 - ただ眠いんだ

春先あたりにBusiness Journalというサイトが「STAP細胞は実は成功していて、小保方晴子はマスコミなどの力に不当に潰されたのだ」という記事を何本か掲載していたことがある。
一応生物科を卒業した僕は、その記事が示す根拠に対して反論する記事を何本か掲載した。

もちろん、こんな吹けば飛ぶような小さなブログに、大きなサイトを動かすような力はないし、記事自体がバズったわけでもない。

それでもこの3本の記事は、結構な回数閲覧された。Business JournalがSTAP細胞について新しい記事を書く度に僕のブログへの検索流入がグッと増えた。
たぶんBusiness Journalの記事を見て「この記事に書かれていることは本当か?」と思った人が検索をして、あの記事を読んでくれたのだろう。
もちろんBusiness Journalの記事が大量に拡散されていく中で、僕の書いた記事が共有されるということは少なかった。
しかし、記事を読んでくれた人の何%かが「Business Journalに書いてあることは怪しいのでは?」と思ってくれて、少しでも拡散の歯止めになってくれていたら嬉しいと思う。

そして、BuzzFeed Japanのあの記事がネットメディアのあり方を動かしたということは、非常に胸が空くような思いであった。

書き続けなくてはいけないと思う

電車に乗っていると周りの人の携帯の画面が視界に入ることがある。目に付くのは「2ちゃんねるまとめ」であったり、「NAVERまとめ」であったりする。
ネットをよく使う人にとってこの両者は、著作権的にアウトだし、デマ情報が多くて情報源として使えたものじゃない…というのが共通認識になりつつあると思うのだけど、それでもまだまだ根強い人気がある。

それでも希望は少しずつ増えているような気がする。例えばこの2本の記事の内容は、パクリサイト問題に対して小さな希望を与えてくれる。

「まとめサイト」にブログ記事が無断転載されていたので損害賠償を請求してみた結果 - エストニア共和国より愛をこめて
コピペサイト管理人に電話して「パクリでお金儲けするのってどんな気持ちですか?」と質問してみた - エストニア共和国より愛をこめて

2017年もネットにまつわるあれこれが、少しでもいい方向に向かったらいいなあと思う。