ただ眠いんだ

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給食にほとんどいい思い出がない

はてなブログ今週のお題、「給食」について

ちょうど数日前に友人達と給食について話したのだけど、「アレがおいしかった」という話が盛り上がっていたのだけど、残念ながら僕には給食にいい思い出はほとんどない。
好き嫌いは今でも残っているのだけど、小学生時代はもっと激しかったこともあり給食というのは1日の中でだいぶ苦しい時間だったのだ。

甘い物が嫌いだった

周りのみんなは給食のデザートをものすごく楽しみにしていた。
欠席者のデザート争奪じゃんけんなんかいつも授業中うつらうつらしている人がじゃんけんに負けて絶叫していた。
その辺りで食べ物の恨みというのは恐ろしいということを学んだんだと思う。

今でも甘い物を好んでは食べないのだけど、当時は本当に給食のデザートが要らなくて、デザートの代わりに牛乳をもう一本付けてくれないかと真剣に思っていたものだ。

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だいたいのデザートは要らないので誰かに渡るという毎日。
同じ給食費を払っているのにほとんど毎回デザートを放棄していたわけで、一体いくら分になるんだろう。

甘い物が嫌いとはいっても、たまには食べられる物もあった。アイスが出たときなんかは食べていたし、雪見だいふくも結構好きだ。自分で買ってまで食べたいとは思わないけれど。
両方ともそんなに頻繁に出るデザートではなかった。たぶん年に一度出るか出ないかだったと思う。

さて、そんな日常を過ごしているとクラスメイトの中では「デザートがひとつ余っている」というのが常態化していくわけで、必ず誰かひとりはデザートをひとつ多く食べられる!ということになっていく。
そんな中で僕がデザートを放棄しないという選択をするとどうなるか。
どうやら「俺らのデザートをあいつが不正に食べてる!」となるらしい。僕のデザートなのに!

もう書いていて理不尽な思いしかないのだけれど、その中のひとりが僕に投げ捨てた言葉
「なんでデザートを食べてるの?」 なかなか衝撃的でしたよ。

ドライカレーの凋落

給食のメニューで一番楽しみにしていたのが「ナン・ドライカレー」だった。
学年末に行われる好きな給食ランキングでもトップ3に入る人気メニューで、おかわりに長蛇の列ができることもしばしば。
ちなみに僕もおかわりの列に並ぼうと思ったら「いつも残してるくせに」と言われた。これもひどいな。

さて、そんな大人気のドライカレーに暗雲が立ちこめてきたのは僕が中学年の頃。 ドライカレーになにか白っぽい固まりが入っている。なんだろうと思って食べてみると明らかに他とは異質な食感。
もしや異物混入かと思ったのだけど、他の人のドライカレーにも同じ物が入っている。

給食の献立表を見ながらその正体を探っていくと、それは大豆。
ドライカレーに豆が入っているのがどのくらい一般的なのかはよくわからないけど、そのマイナーチェンジは大不評。
ドライカレーが最後まで食缶の中に残っているのを初めて見た気がする。

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どうやらドライカレーの大豆アップデートは全校的に不評だったらしく、その年の人気献立トップ10からドライカレーが消えた。
おそらく給食室に激震が走っていたのではないかと推測する。

次の年、最初のドライカレーの日。僕は衝撃を受けた。
ドライカレーの中に大豆が入っている。これはまあなんとなく予想できた。
なぜかさらに黒い物が入っている… 友人と顔を見合わせた。

黒い物の正体、それはレーズン。完全に理解不能な采配にクラスがざわつく。

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試しに食べてみる。レーズンの味は想像以上に強かった。レーズンじゃないカレー部分を食べてもなんか甘ったるいという衝撃。
結果的にドライカレーが大量に残った。誰もおかわりしない上に、ナンだけを食べてドライカレーを残す人が多発したのだ。それだけ薄気味の悪い味になってしまったのだ。レーズンを入れただけなのに。

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そのあとドライカレーがどうなったのかはよく覚えていない。さすがにレーズンは除かれた気がするけれど、本当に記憶の中に給食のドライカレーが残っていないのだ。

僕の記憶に強く残る給食の思い出はこれくらいだ。
未だにインド風のカレー屋に行ってナンを食べているとあのレーズンの味を思い出す。困ったものだ。

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この記事で使用したイラストは「いらすとや」さんからお借りしました いらすとや