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ただ眠いんだ

When I'm in the middle of a dream...

行列に並びながら

長い時間行列に並んでいると、いい加減にやることがなくなってくるものだ。
そんなときどうするかと言えば、周りに並んでいる人の話に聞き耳を立てるくらいしかやることがないし、それで結構暇を潰せたりする。

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この間も2時間半ほど行列に並ぶ機会があった。何度も折り返して、蛇腹状に折りたたまれた列に並んでいるときの話である。
そのときに聞こえてきたのは、大学生くらいの男4人組の会話だった。彼らは延々と周りに並んでいる人の格付けをしていた。
特にタイプの女、タイプではない女の話、タイプではない女に関してはあだ名をつける…というコンテンツを提供してくれた。
列が蛇腹状になっているため、多くの人とすれ違う。そんな状況を活かした会話といえるだろう。

どうやら自分達のことを「イケてる」と思いこんでいるらしい彼らは、タイプの女:タイプでない女=1:9くらいの割合で世の中を見ているらしく、近くに並んでいる女性に対して「化粧が濃い」「ゴツい」などの寸評を互いに発表しあっていた。つけていたあだ名は「ゴリラ」「化け物」などなど。

…語彙の少なさや悪口の技術があまりにもお粗末なところにも言及したいのだけど、人をいじる側といじられる側にはある程度の信頼関係が必要だ、というのはしっかり守られるべきだと思う。
自分達しかいない場であったら別にいいが、みんながストレスを抱えている行列という場で大きな声でそんなことを話すというのは、なかなかいいご趣味だ。

彼らの格付けはその後も止まることを知らず、「あの4人の中で付き合うなら誰?」「えー、それはないわー!」などの素晴らしい会話をそこそこの声量で聞かせてくれた。

彼らに敬意を表して、僕も彼ら4人にあだ名を捧げておこうと思う。「ねずみ男」「逆前田敦子」「小汚い」「ニワトリ」の4人である。彼らのこれからの活躍を心から願いたい。