ただ眠いんだ

"人生はコメディだ!"

深夜の渋谷を徘徊した

LOFT9でのイベントが終わったあと、深夜の渋谷周辺を徘徊して写真を撮ってきた。

そもそも渋谷に行くことはほとんど無い。年に一度あるかないかだ。
あの辺りはワールドカップとかのイベントと重なるといろいろと面倒くさいし、これはチャンス!と思い徘徊を決行。
今回は終電前後と、始発電車が動き出す頃を狙って街をうろついてみた。2時とか3時に関してはあまり大きな変化がなさそうだし、酔っ払いに絡まれるのも面倒だったのでマンガ喫茶に逃げ込んでグラゼニを読んでおりました。

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渋谷の街は意外と小さい

地図を見るとわかるのだけど、「渋谷」は意外と狭い。北にちょっと歩けば原宿だし、東には表参道、南には代官山、西には少し距離があるけど東大の駒場キャンパスがある。それぞれに街の名前を聞いたときのイメージが渋谷とは異なっている。

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渋谷を象徴するものと言えばなんだろう。「109」「スクランブル交差点」「若者文化」「ファッション」「道玄坂」「アルコール」…そんな感じだと思うのだけど、これが非常に狭い範囲に集中している。
それだけ密度が濃いということだろうか。

主要な道を歩くだけなら、正直90分もあれば事足りてしまうし、街が狭いからかボンヤリと歩いていると同じ道を何回も歩いてしまう。気がつくと同じ袋小路に迷い込んでしまう。
街の構造がそうなっているのか、動線がしっかりしているのか、自分が方向音痴なのか…

渋谷のにおい

渋谷の終電間際と始発前を歩いてみて、ずっと慣れなかったのは街のにおいだった。渋谷駅からセンター街、道玄坂に至るまで街が満遍なく臭い。生ゴミというか、嘔吐物というか、なんだかそういう臭いがずっと立ち込めているのだ。

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ポイ捨てだったり、その辺の店が出しているゴミ袋だったり、お酒の飲み方が激しすぎる人々だったり、そういった原因から発せられる臭いが鼻の奥にこびりついてしまう。
街中ですれ違う人は垢抜けているというか、オシャレというか、おそらく多くの人に好まれそうな外見である可能性が高かったのだけど、そういう人々がこの臭いの中で過ごしているというのはなかなか不思議である。

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ゴミ臭さを我慢しつつ歩いていると、あるポイントで明確ににおいが切り替わる。道玄坂だ。

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道玄坂まで歩いてくると、急に家で嗅いだことのあるにおいが辺りに充満し始める。お風呂と給湯器から発せられるあのにおいだ。
まあ、みんながひとっ風呂浴びているのだろうけど、そこになにかギラギラしたエネルギーのようなものを感じて、少し怖くなってしまう。

深夜の渋谷で写真を撮るということ

率直に言って「渋谷」は写真を撮りやすい街ではなかった。
どうしたって人の数が多いし、カメラを向ける相手とタイミングによっては簡単にトラブルを引き起こしてしまう。深夜なんて特にそうだ。
この店は何だろう…と思ってなんとなくスマホで検索したら、そこがハプニングバーだったりする。カメラが快く受け入れられる街ではない。

夜の渋谷を歩いてる人は、大多数がなんらかの方面に羽目を外そうとしているのだ。それがアルコールなのか、道玄坂付近の話なのか、それとも両方なのか、そこの境界は曖昧なのかもしれないけれど、とにかく普段は隠している素顔をさらけ出そうとしている。
だけど、だからこそ「素顔をさらけ出さないといけない」というプレッシャーがあるというか、仮面を剥ぎ取らないといけない、楽しまないといけない…という圧が強く感じられた。
みんなが素顔をさらけ出そうとしている。でもその素顔にはなんだか作為めいたものある。そんな印象を強く受ける街でした。

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